金沢駅・近江町
アメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」のWeb版で、「世界で最も美しい駅14選」に選ばれた事もあるJR金沢駅。ガラスとアルミ合金からなる「もてなしドーム」と、伝統芸能である能楽の鼓をイメージして作られた鼓門は、金沢の新しいシンボルとなっています。駅のホームと、もてなしドームでは映画「カノン」のロケが行われました。志賀町福浦を舞台にした映画「リトル・マエストラ」では、漁村オーケストラの楽団員がコンクールのために降り立つシーンが撮影され、駅前にある県立音楽堂がコンクール会場として使われました。ここにはクラシック音楽のコンサートホールと歌舞伎や文楽などの公演も行う邦楽ホールがあり、伝統と格式を味わえる空間となっています。 この駅前から延びる通りを進むと、武蔵ヶ辻に到着です。隣接する横安江町とともに古くから賑わいを見せ、金沢の台所である近江町市場は観光客にも人気です。鮮魚店が集中する上近江町通りでは店員の威勢のいい掛け声があちこちから聞こえてきますが、この一角でJR西日本の北陸新幹線開業をPRするCMが撮影されました。近年はレストランや食事スペースも設けられ、市場ならではの味を堪能することができます。

金沢駅
金沢の玄関口である金沢駅。東口には訪れる人に差し出す雨傘をイメージし、おもてなしの心を表わしたガラスのドーム「もてなしドーム」と、その正面に構えるのは、伝統芸能に使われる鼓をイメージした「鼓門」。金沢の新しいシンボルとして親しまれています。
★ここでロケをした作品へのリンク:カノン[映画] / リトル・マエストラ[映画]/花嫁のれん[テレビドラマ]
★ここを舞台モデルにした作品へのリンク:花咲くいろは[テレビ・映画]

石川県立音楽堂
高い音響特性と優れた臨場感、パイプオルガンを備えたコンサートホールと、石川県に息づく古典芸能の発表と鑑賞の場であるとともに、歌舞伎や文楽にも対応した邦楽ホールも備えた全国でも稀有の施設です。
★ここでロケをした作品へのリンク:リトル・マエストラ[映画]

武蔵ヶ辻
香林坊・片町に続く金沢第二の商業地域。古くから交通の要所でもあり、金沢駅を出発したバスの多くが経由し、観光の拠点としても便利です。

近江町市場
享保6(1721)年以来、長きにわたり金沢の食文化を支える「市民の台所」として親しまれています。平成21年4月に「近江町いちば館」が誕生。買い物だけでなく飲食店も多く、新鮮な旬の食材を使った料理が楽しめます。
★ここを舞台モデルにした作品へのリンク:花咲くいろは [テレビ・映画]